2012年4月29日日曜日

脱皮


やどかりを何匹か飼ってます。
そのなかでも一番大きな「ホンドオニヤドカリ」が脱皮しました。
サイズとしては、ちょっと大き目のサザエをヤドにしているようなやつです。

昨年秋に串本で採集してから、3度目の脱皮。
最初の脱皮では失敗してしまい、手足6本を全部失う事態に陥りましたが、
介護の甲斐あって、いまは手足も再生し、五体満足になってます。

ちなみに手前のティッシュ上のが脱皮ガラ、背後のサザエからちょびっと見えてるのがご本尊です。
ヤドカリの脱皮は、死骸みたいに見えるので、慣れてないとビビルと思います。

こないだ探偵ナイトスクープに出てましたね。
こいつを食べると、レモンが甘くなったり、わさびやトウガラシを食べれるようになったりと、
ミラクルフルーツ的な効果があるそうな。

まぁ、食べませんけど。

2012年4月25日水曜日

マッコウクジラ骨格模型 その3

今回はボディーです。
頭は大きく分けて2パーツ(歯は40本くらい・・・)ですみましたが、体はそうはいかなそうです。


舌骨、頚椎×2、胸椎×11、腰椎×8、尾椎×22、肋骨11対、
胸骨、骨盤、肩甲骨から上腕、前腕、指骨、Y字骨・・・
と気が遠くなるほどいっぱいあります。

2012年4月22日日曜日

マッコウクジラ骨格模型 その2

前回の資料集めに続き、いよいよ手を動かしていきます。

「さて、何で作ろうかしら・・・」

生物の骨格模型を作っておられる方のサイトやブログから、ヒントがないかと探してみました。

2012年4月17日火曜日

マッコウクジラ骨格模型 その1

ここでは、「マッコウクジラの骨格模型を作りたい人」という非常にニッチな需要のために
役に立ちそうなことをつらつらと書かせていただきます。


ところでマッコウクジラって、どんな姿か頭に直ぐ浮かびますか?


はい。こんなやつですね。
頭がでかいクジラです。歯クジラの中で最大で、歯のある哺乳類の中で最大でもあります。
ダイオウイカを食うとか言われていて、深海1,000mまで潜って探しにいくらしいです。
他にもいろいろエピソードがあるのですが・・・詳しくはwikipediaにお任せいたします。

対象物にまつわる歴史やデータを知ることで、愛着が増し、きっとより良い造形ができるんじゃないかと。
そんなことを思いつつ色々調べるのも楽しいもんです。

というわけで、まずは調査や資料集めです。

 

2012年4月15日日曜日

マッコウクジラ骨格模型 プロローグ

誰に見せるというようなつもりも無いまま、とりあえずブログを立ち上げてみました。
興味を持ってくれて、面白がってくれる人が居ればうれしいですが、飽きっぽいんで続くかわかりません。
はじめにお詫びしちゃいます。ごめんなさい。


1月某日。

発売を心待ちにしていたバンダイ「しんかい6500」が発売となり、
ジオラマ風味でばーっと仕上げました。


作る前はいろいろ夢は広がったんですが、
技量、テンション、予算が足りず、出来上がってみればこんな感じです。
でもまぁこれはこれで満足です。

しんかい本体で弄った部分は、主に以下の部分です。
  • 採集カゴをエッチングメッシュで作り直し
  • 外装のボルト部を全部0.5mm穴あけ
  • スクリュー基部をメッシュパイプなどでデコレート
  • 穴あけ、薄々、手すりの金属化、などの細かいディテールアップ
  • 投光器に光ファイバーとプラ製レンズで発光ギミック仕込み
  • 塗装は取説を参考に、検索した実物写真に似るよう配合。
  • 白部分のみ缶スプレーで、あとは筆塗りです。 へたくそなんで接写はしません・・・

以前から興味はあったのですが、ジオラマ的なものをちゃんと作るのは初めてなので、
なるべく安上がりを目指し諸所でダイソー様のお世話に。いやー、なんでもありますダイソー様には。

ジオラマ製作のアイデアソースを得るために、色々なサイトやブログを参考にさせていただきました。
なのであまり詳しい技法などはおこがましくて書けませんので、興味のある方はググってみてください。

木製枠はダイソー様の写真フレームです。

地面は、これもダイソー様の木粉粘土に、粒のそろったテキトーな砂をまいて、
水で溶いた木工ボンドを振りまいて固めました。
詳しい技法については、とある解説されてるブログを参考にさせていただきました。
リアリティ&アクセントになるように、背後の岩のふもとに小石をいくつかボンドで固定してます。

後ろの岩は発泡スチロールを半田ごてで適当にえぐり、
あとは地面と同じように砂とボンドでコーティングです。
半田ごてのままでも良かったんですが、塗装したときに情報量が増えるといいな、と期待して。
なんか丸っこくてわざとらしい岩になってしまいました・・・

この岩から、本体固定用のステーが伸びてます。
岩の裏には電飾用の電源ボックスと投光器用のLEDが内蔵されてます。
キット付属の電源ボックスを使うと、ON/OFFでいちいち本体上部を分解せねばならないので、
ステーに這わせた銅線で電源供給してます。

地面と岩の塗装は、すべてダイソー様のアクリル絵の具のみです。
白と黒と黄土色の3色を適当に配合し、薄めに水で溶いてぼかしながら何度も塗り重ねてます。
凹部分に黒っぽい配合の塗料を流し、凸部分は白っぽい塗料をドライブラシします。

今回はじめてやりましたが、
塗ってる塗料が薄いので結構適当にやってもそれっぽくなるなー、とういうのが実感です。

あとは、にぎやかしのオブジェとして、あまった木粉粘土で作ったクジラの骨らしき物体と、
使用期限切れのエポキシパテで適当に深海魚的なものを作って終わりです。


と、ここからが本題です。
オブジェのつもりで作っていたクジラの骨ですが、なんだか本気で作ってみたくなってしまいました。
昔からなんかの骨格模型を作ってみたいなー、という漠然とした願望があったので、
大変そうですが一念発起ではじめてみることにしました。

次回に続く。